病院情報の公表
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
患者数 | ー | 14 | 29 | 49 | 121 | 237 | 410 | 724 | 617 | 232 |
令和3年度に当院一般病棟を退院された患者さまの人数を10歳刻みで集計したものです。
当院は地域に根差した公益性の高い診療体制の充実を目指し、幅広い年齢層の患者さまにご利用頂いています。
60歳以上の患者さまの割合が全体の約8割を占めており、ご高齢の患者さまからの需要が高いことが特徴となっています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
当院は地域に根差した公益性の高い診療体制の充実を目指し、幅広い年齢層の患者さまにご利用頂いています。
60歳以上の患者さまの割合が全体の約8割を占めており、ご高齢の患者さまからの需要が高いことが特徴となっています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
診断群分類別患者数等
(診療科別患者数上位5位まで)
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 21 | 20.57 | 20.57 | 4.76 | 85.67 |
030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり | 16 | 2 | 2.03 | 0 | 54.81 |
10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり | 12 | 13.75 | 14.41 | 8.33 | 64.33 |
110280xx9901xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり | 12 | 9.75 | 13.74 | 8.33 | 71.17 |
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 7.87 | - | - |
内科は糖尿病内科、腎臓内科、呼吸器内科などの疾患を取り扱っています。2番目の睡眠時無呼吸症候群は検査入院です。3番目の2型糖尿病は、糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症といった糖尿病特有の合併症が多く、インスリンのコントロール不良による高血糖で緊急入院となった症例です。4番目・5番目は慢性腎不全です。腎不全の進行により血液透析が必要となった患者さまに対して内シャント設置術を行います。当院は透析・血液浄化センターがあり、患者さまの症状に合わせた血液透析療法を行っています。
注)患者数が10未満の場合は-(ハイフン)で表記しています。
注)患者数が10未満の場合は-(ハイフン)で表記しています。
消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 217 | 2.18 | 2.65 | 0 | 64.88 |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 40 | 25.65 | 20.57 | 7.5 | 83.9 |
060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 19 | 7.63 | 7.7 | 0 | 73.95 |
040081xx97x0xx | 誤嚥性肺炎 手術あり 手術・処置等2 なし | 17 | 48 | 36.45 | 17.65 | 84.65 |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 17 | 12.29 | 9.21 | 0 | 72.18 |
消化器内科は大腸ポリープが圧倒的に多いです。2番目・4番目の誤嚥性肺炎は肺炎のなかでは最も多い疾患であり、食べ物や飲み物と一緒に細菌が誤って肺や気管支に入ることによって発症します。また、高度な嚥下障害で経腸栄養が必要な場合は、内視鏡下胃瘻造設術(PEG)や経皮経食道胃管挿入術(PTEG)を行います。5番目は胆石症や総胆管結石などの胆道系疾患であり、必要に応じて内視鏡的胆道ステント留置術や内視鏡的乳頭切開術などの治療を行っています。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
060035xx99x6xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり | 60 | 3.7 | 4.54 | 0 | 69.55 |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 32 | 6.84 | 4.74 | 0 | 68.78 |
060040xx99x6xx | 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり | 24 | 4.29 | 4.4 | 0 | 76.04 |
060035xx99x5xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり | 17 | 4 | 4.25 | 0 | 74.82 |
060040xx99x70x | 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 7あり 定義副傷病 なし | 16 | 6.25 | 4.34 | 0 | 80.63 |
外科は大腸癌の化学療法が上位を占めているのが特徴となっています。当院外科は消化器系疾患および腹部の救急疾患の患者さまが多く、悪性腫瘍の患者さまが全体の過半数を占めています。悪性腫瘍では大腸癌が最も多く、切除術や人工肛門造設術といった外科的手術や術後の補助化学療法に力を入れています。平均年齢は60歳代から80歳代とやや高めのため、手術は出血量を少なくかつ短時間に行い、患者さまの負担を減らすよう心掛けています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 75 | 37.69 | 25.32 | 10.67 | 83.2 |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 38 | 38.42 | 19.34 | 7.89 | 81 |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 20 | 44.35 | 23.02 | 0 | 76.4 |
070343xx01x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2 なし | 18 | 25.67 | 20.31 | 5.56 | 70.22 |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし | 14 | 14.07 | 4.99 | 0 | 68.71 |
整形外科は骨折、脊椎疾患、関節症など幅広い疾患を扱っています。なかでも1番目の股関節・大腿近位部骨折と2番目の胸椎・腰椎骨折は平均年齢が80代と高く、高齢化に伴う骨粗鬆症の影響や転倒・転落による外傷で発症し、歩行困難から寝たきり状態へなる危険性があるため積極的なリハビリが必要です。当院は回復期リハビリテーション病棟を併設しているため、平均在院日数は全国に比べて長めです。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 25 | 15.96 | 15.63 | 4 | 68.36 |
030390xx970xxx | 顔面神経障害 手術あり 手術・処置等1 なし | 15 | 10.27 | 10.03 | 0 | 56.07 |
070341xx020xxx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等1 なし | 15 | 18.4 | 19.76 | 0 | 67.4 |
010120xx01xxxx | 特発性(単)ニューロパチー 三叉神経節後線維切截術等 | 13 | 12.23 | 13.59 | 0 | 57.92 |
010030xx01x0xx | 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 手術・処置等2 なし | 12 | 10.92 | 15.26 | 0 | 66.75 |
脳神経外科は脳動脈瘤、脳梗塞、脊椎・脊髄疾患などさまざまな疾患を扱っています。当院は健診センターを併設しており、脳ドックにて発見された脳動脈瘤の早期治療に力を入れています。脳梗塞は点滴治療やリハビリテーションを行います。3番目は頚椎症性脊髄症や頚部脊柱管狭窄症です。脳神経外科は一般外来の他に、三叉神経痛・片側顔面けいれん外来、脊椎・脊髄外来があり、専門医による積極的な外科的治療を行っています。
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 | 97 | 3.1 | 4.83 | 0 | 75.51 |
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 64 | 3 | 2.71 | 0 | 76.89 |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし | - | - | 6.14 | - | - |
020230xx97x0xx | 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし | - | - | 2.94 | - | - |
020220xx97xxx0 | 緑内障 その他の手術あり 片眼 | - | - | 5.41 | - | - |
眼科は白内障手術症例が多く、2泊3日手術が一般的です。また、白内障手術は外来(日帰り)でも行っており、他に緑内障手術や眼瞼下垂手術、硝子体注射など行っています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
010010xx9903xx | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり | 32 | 8.03 | 17.1 | 6.25 | 68.25 |
070040xx99x2xx | 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2 2あり | - | - | 20.77 | - | - |
040040xx9902xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり | - | - | 20.68 | - | - |
060030xx99x2xx | 小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり | - | - | 24.07 | - | - |
03001xxx99x2xx | 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり | - | - | 30.79 | - | - |
放射線科は悪性腫瘍のサイバーナイフ治療が上位を占めており、なかでも転移性脳腫瘍が最も多いです。サイバーナイフとはロボットアームに小型の放射線治療機器が搭載された装置で、患者さまの身体の周りを自由自在に動きピンポイントで腫瘍を照射する治療です。サイバーナイフ治療は通常の放射線治療よりも短い日数で治療できるため、平均在院日数は全国に比べて非常に短い日数となっています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり | 33 | 2.03 | 2.5 | 0 | 72.91 |
110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし | 19 | 4.68 | 7.02 | 0 | 71.68 |
11012xxx04xxxx | 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) | 16 | 2.81 | 2.59 | 0 | 54.81 |
110280xx03x0xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2 なし | 15 | 7.93 | 4.6 | 0 | 73.47 |
110060xx99x20x | 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし | 11 | 3.27 | 9.69 | 0 | 74.64 |
泌尿器科は前立腺癌の検査(針生検)が最も多いです。2番目は膀胱腫瘍(膀胱癌)です。経尿道的手術とは内視鏡を用いて行う手術であり、早期癌の場合は全て腫瘍を取りきることができます。3番目は尿路結石症(腎結石症、尿管結石症)です。背中に衝撃波を当てて結石を破砕する体外衝撃波結石破砕術などの手術を行い治療します。4番目は透析シャント狭窄で経皮的血管形成術(PTA)を行います。5番目は腎盂癌・尿管癌の化学療法です。
循環器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 13 | 10 | 10.24 | 0 | 83.85 |
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 10 | 18.2 | 17.35 | 0 | 83.7 |
050130xx9902xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり | - | - | 23.83 | - | - |
050050xx9910xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし | - | - | 3.06 | - | - |
050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし | - | - | 4.79 | - | - |
循環器内科は不整脈、心不全、狭心症が上位を占めています。1番目の徐脈性不整脈は房室ブロックや洞不全症候群などがあり、ペースメーカー移植術や交換術を行います。4番目の狭心症は心臓カテーテル検査にて冠動脈病変がないか検査します。治療箇所があるものは風船や金属の筒(ステント)を使い、狭くなっている血管を拡張する治療(心臓カテーテル治療)を行います。5番目の頻脈性不整脈は心房細動、心房粗動、心室頻拍などがあり、これらの原因となっている場所に高周波電流を流して焼却する経皮的カテーテル心筋焼灼術を行います。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類基準(※) | 版数 | |||||
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 14 | - | - | - | 11 | - | 1 | 8 |
大腸癌 | - | - | 63 | 18 | 12 | 126 | 1 | 8 |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | 13 | - | - | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
罹患率が高い5大癌(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)をStage分類別および再発患者(再発部位によらない)の患者数を集計したものです。
当院は大腸癌が最も多く、化学療法を積極的に行っています。胃癌は早期癌が多く、内視鏡下粘膜下層剥離術(ESD)や外科的切除術を行っています。
肝癌は肝動脈塞栓術(TAE)や薬物療法を行っています。乳癌と肺癌は他病院への紹介が多いため患者数は少数です。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
当院は大腸癌が最も多く、化学療法を積極的に行っています。胃癌は早期癌が多く、内視鏡下粘膜下層剥離術(ESD)や外科的切除術を行っています。
肝癌は肝動脈塞栓術(TAE)や薬物療法を行っています。乳癌と肺癌は他病院への紹介が多いため患者数は少数です。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
軽症 | - | - | - |
中等症 | 22 | 15.82 | 87.18 |
重症 | - | - | - |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する肺炎です。
【集計方法】
重症度分類はA-DROPスコアを用い、下記5項目に対して1項目1点として算出しています。
Age(年齢) : 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) :BUN21mg/dl以上または脱水あり
Respiratin : SpO2≦90%(PaO2 60Torr以下)
Orientation(意識障害):意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) :収縮期血圧90mmHg以下
軽症 :0点
中等症 :1~2点
重症 :3点
超重症 :4~5点 ※ただしショックがあれば1項目のみでも超重症
不明 :1つでも不明な場合
【特徴】
当院は中等症が最も多いです。平均年齢は80歳代と非常に高齢であり、重症度が高いほど平均在院日数が長くなる傾向にあります。
注)患者数が10未満の項目は、-(ハイフン)で表記しています。
【集計方法】
重症度分類はA-DROPスコアを用い、下記5項目に対して1項目1点として算出しています。
Age(年齢) : 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) :BUN21mg/dl以上または脱水あり
Respiratin : SpO2≦90%(PaO2 60Torr以下)
Orientation(意識障害):意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) :収縮期血圧90mmHg以下
軽症 :0点
中等症 :1~2点
重症 :3点
超重症 :4~5点 ※ただしショックがあれば1項目のみでも超重症
不明 :1つでも不明な場合
【特徴】
当院は中等症が最も多いです。平均年齢は80歳代と非常に高齢であり、重症度が高いほど平均在院日数が長くなる傾向にあります。
注)患者数が10未満の項目は、-(ハイフン)で表記しています。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
3日以内 | 55 | 33.89 | 74.38 | 15.00 |
その他 | - | - | - | - |
脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計したものです。
「その他」とは、脳梗塞発症から4日目以降に治療した症例です。
当院脳神経外科はtPA治療(血栓溶解術)に対応しており、発症4.5時間以内の急性期脳梗塞の治療が可能です。また、急性期リハビリテーションおよび回復期リハビリテーションに対応しており、患者さまの在宅復帰を目指した治療を積極的に行っています。
注)患者数が10未満の項目は、-(ハイフン)で表記しています。
「その他」とは、脳梗塞発症から4日目以降に治療した症例です。
当院脳神経外科はtPA治療(血栓溶解術)に対応しており、発症4.5時間以内の急性期脳梗塞の治療が可能です。また、急性期リハビリテーションおよび回復期リハビリテーションに対応しており、患者さまの在宅復帰を目指した治療を積極的に行っています。
注)患者数が10未満の項目は、-(ハイフン)で表記しています。
診療科別主要手術別患者数等
(診療科別患者数上位5位まで)
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K6121イ | 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの | 10 | 2.6 | 4.4 | 0 | 75.2 |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合 | - | - | - | - | - |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | - | - | - | - | - |
K651 | 内視鏡的胃、十二指腸ステント留置術 | - | - | - | - | - |
K664-2 | 経皮経食道胃管挿入術(PTEG) | - | - | - | - | - |
内シャント設置術とは、動脈と静脈をつなぎ合わせる手術であり、透析療法を必要とする患者さまに行われます。2番目の植込型カテーテル設置術は、化学療法を行う患者さまの負担軽減を考慮した手術です。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 | 214 | 0.65 | 1.35 | 0.47 | 65.32 |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 37 | 10.19 | 40.57 | 16.22 | 82.22 |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 | 14 | 0.93 | 8.64 | 0 | 69.07 |
K664-2 | 経皮経食道胃管挿入術(PTEG) | 14 | 14.43 | 28.64 | 28.57 | 82.36 |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 13 | 3.54 | 10.62 | 0 | 72.62 |
内視鏡的大腸ポリープ切除術が最多です。2番目の胃瘻造設術(PEG)と4番目の経皮的食道胃管挿入術(PTEG)は、認知症や嚥下障害で摂食できない高齢者に多くみられ、近隣の病院と連携して対応しているため転院率が高くなっています。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K6335 | ヘルニア手術 鼠径ヘルニア | 26 | 1.12 | 4.92 | 0 | 72.23 |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 13 | 1.77 | 6 | 0 | 58.69 |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | - | - | - | - | - |
K7193 | 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術 | - | - | - | - | - |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | - | - | - | - | - |
開腹下、腹腔鏡下、内視鏡下など患者さまの病態に合った手術を行っています。腹腔鏡下手術とは、全身麻酔下でお腹に小さな穴を開けて腹腔鏡を挿入して行う手術です。鼠径ヘルニアとは、大腿の付け根あたりに発生するヘルニアで、いわゆる「脱腸」です。4番目の腹腔鏡下胆嚢摘出術は胆嚢結石症や胆嚢炎などに対して行う手術です。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 57 | 2.91 | 35.33 | 10.53 | 83.19 |
K0811 | 人工骨頭挿入術 肩、股 | 32 | 4.47 | 31.59 | 3.13 | 80.56 |
K0821 | 人工関節置換術 肩、股、膝 | 24 | 8.79 | 30.71 | 0 | 76.21 |
K0462 | 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 | 21 | 2.62 | 24.81 | 0 | 70.71 |
K1426 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む)椎弓形成 | 18 | 2.33 | 13.17 | 0 | 72.22 |
骨折観血的手術では大腿骨転子部骨折が最も多く、平均年齢が80歳代であることから高齢者に多くみられています。2番目の人工骨頭挿入術は大腿骨頚部骨折が多く、3番目の人工関節置換術は変形性膝関節症に対して行われることが多いです。当院は回復期リハビリテーション病棟を併設しているため、平均術後日数は長く、転院率は低いことが特徴となっています。当院では患者さまの在宅復帰を目指したリハビリテーションを積極的に行っています。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K160-2 | 頭蓋内微小血管減圧術 | 28 | 2.07 | 8.11 | 0 | 56.93 |
K1421 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む)前方椎体固定 | 15 | 2.47 | 17.6 | 0 | 69.27 |
K1426 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む)椎弓形成 | 14 | 4.36 | 12.79 | 0 | 73 |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 | 12 | 1.83 | 13.67 | 8.33 | 67 |
K164-2 | 慢性硬膜下血種穿孔洗浄術 | - | - | - | - | - |
頭蓋内微小血管減圧術は神経にぶつかっている血管を僅かに動かして神経の圧迫を取り除く手術で、三叉神経痛や顔面痙攣症に対応しています。2番目・3番目は頚椎症や腰椎症といった脊椎・脊髄疾患に対する手術です。4番目の脳動脈瘤頸部クリッピング術は全て未破裂症例です。脳神経外科は救急疾患を含め、あらゆる疾患に24時間対応しています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの | 161 | 4.35 | 1.18 | 0 | 76.06 |
K2191 | 眼瞼下垂症手術 眼瞼挙筋前転法 | - | - | - | - | - |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの | - | - | - | - | - |
K2682 | 緑内障手術 流出路再建術 | - | - | - | - | - |
K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のもの | - | - | - | - | - |
水晶体再建術(白内障手術)が最も多いです。平均年齢は70歳代と、加齢に伴って発症する最も一般的な白内障です。当院は外来(日帰り)手術も行っています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの | 19 | 1 | 2.68 | 0 | 71.68 |
K768 | 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) | 16 | 0.5 | 1.31 | 0 | 54.81 |
K616-41 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回 | 13 | 5.54 | 9.92 | 0 | 73.85 |
K8411 | 経尿道的前立腺手術 電解質溶液利用のもの | - | - | - | - | - |
K7812 | 経尿道的尿路結石除去術 その他のもの | - | - | - | - | - |
膀胱悪性腫瘍手術は内視鏡を用いた手術で、早期に発見された非浸潤性の膀胱癌を取りきることができます。2番目の体外衝撃波腎・尿管結石破砕術は尿路結石症(腎結石症、尿管結石症など)の手術です。3番目の経皮的シャント拡張術・血栓除去術は、血液透析で使用するシャントが狭窄により閉塞しないよう、バルーンカテーテルを用いて狭窄部位を拡げて血流を回復させる手術です。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
K597-2 | ペースメーカー交換術 | 10 | 0 | 8.1 | 0 | 84.2 |
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの | - | - | - | - | - |
K5972 | ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 | - | - | - | - | - |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの | - | - | - | - | - |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術 その他のもの | - | - | - | - | - |
ペースメーカーの手術が上位です。経皮的カテーテル心筋焼灼術とは、脚の付け根などからカテーテルを挿入し、不整脈の原因となっている場所に到達させ、高周波電流を流して焼灼する手術です。適応疾患は心房細動、心房粗動、心室頻拍などがあります。経皮的冠動脈ステント留置術は、ステントという金属の筒を被せた特殊なバルーンを狭窄した血管に留置して拡張させる手術で、狭心症や心筋梗塞に適応しています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
注)患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)で表記しています。
その他
(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 18 | 0.74 |
異なる | - | - |
感染症や合併症の発生率を集計したものです。
「同一」とは、前回の入院で治療を行い退院した後、合併症を発症し治療目的で再入院した症例です。
「異なる」とは、別の疾患の治療目的で入院した後、入院中に合併症を発症し治療を行った症例です。
手術・処置等の合併症/同一の主な内訳は術後出血や術後創部感染などであり、術後合併症の治療を目的とした入院であることから、入院契機(きっかけ)となった病名と同一です。
注)患者数が10未満の項目は、-(ハイフン)で表記しています。
「同一」とは、前回の入院で治療を行い退院した後、合併症を発症し治療目的で再入院した症例です。
「異なる」とは、別の疾患の治療目的で入院した後、入院中に合併症を発症し治療を行った症例です。
手術・処置等の合併症/同一の主な内訳は術後出血や術後創部感染などであり、術後合併症の治療を目的とした入院であることから、入院契機(きっかけ)となった病名と同一です。
注)患者数が10未満の項目は、-(ハイフン)で表記しています。
更新履歴
2022.10.01 令和3年度病院指標を公開しました。
2021.10.01 令和2年度病院指標を公開しました。
2020.10.01 令和元年度病院指標を公開しました。
2019.10.01 平成30年度病院指標を公開しました。
2018.10.01 平成29年度病院指標を公開しました。
2017.10.01 平成28年度病院指標を公開しました。
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