眼科治療について
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アイステント手術
緑内障治療
アイステント手術はそういった従来の手術よりも目に負担の少ない手術であり、点眼薬治療と本格的な手術の中間に位置づけられます。アイステント手術で効果が十分に得られない場合には、他の方法での再手術も可能です。
アイステント手術について
アイステント
オルソケラトロジーとは?
特徴
- コンタクトレンズ装用中では挿せない目薬が使用できます。
- スポーツ時の眼鏡やコンタクトレンズが気になりません。
- レーシック(手術)と異なり形状が元に戻るので安心です。
- 毎日~数日に一度(個人差がございます)装用をしなくてはいけません。
- 形状が安定するまでに1週間から1ヶ月お時間が掛かります。
- 就寝時に装用するため、異物感は感じにくいがハードコンタクトレンズを着けて就寝することに慣れていただく必要がございます。
オルソケラトロジーの仕組み
レンズの仕組み
オルソケラトロジーに向く方は?
- 軽度、中程度の近視の方
- 手術に抵抗のある方
- 目薬を頻繁にさす方
- メガネ・コンタクトレンズが合わない方
- 激しいスポーツをする方
- しっかりと睡眠のとれる方
- 定期検査に通える方
- 近視の進行を抑制したい方
オルソケラトロジー治療の流れ
- オルソケラトロジー治療が適応可能かを判断する検査になります。
- コンタクトレンズを装用されている方はご相談ください。
- 1週間装用体験することができます。(貸し出しには保証金が必要です)
- 装用開始翌日に定期検査を行いますのでご来院ください。
- トライアルレンズを返却いただき、新しいレンズをお渡しします。
- 治療を開始する場合は必ず同意書にサインしていただく必要があります。
- 治療開始から以下の日程で来院が必要になります。
- 2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、9ヶ月後、1年後(以降3ヶ月毎)
- 定期検査は治療後の安全性・有効性の確認に大変重要になります。
- お守りできない場合は途中で治療を中止させていただく場合がございます。
- 眼の状態により定期検査以外にも来院が必要になることがございます。
治療費用
お試し装用
- 診察代 5,000円
- レンズ保証金 30,000円
※治療を開始されない場合、管理費を差し引いた25,000円を返金致します。ただし、レンズを破損・紛失された場合、返金はできません。
※治療開始の場合、本治療費に充てられます
初年度
- 両眼 150,000円(税込)
- 片眼 75,000円(税込)
※レンズ代+1年間の診察代+レンズケース、スポイト含む
2年目以降
- 定期検査代 5,000円/回(年間20,000円)
※レンズの交換・紛失・破損等により再注文する場合は1枚35,000円(税込)かかります。
※別途ケア用品代がかかります。
ご注意点
- オルソケラトロジー治療は自由診療ですので、保険適用外、全額自己負担となります。
- オルソケラトロジー治療は、眼鏡やコンタクトレンズのように視力矯正ではなく治療です。従って医療控除申請が可能です(領収書が必要になります)。
- 小児の患者さまは本人同意の上医師の判断で治療を行います。
ICL
ICLとは?
角膜を削らない、安全性の高い視力矯正
現在普及している屈折矯正手術としてはレーシックが一般的ですが、レーシックは、レーザーで角膜を削るため、強度の近視や乱視、角膜が薄い方、円錐角膜の方などには適応されません。角膜の強度を保つために治療できる度数にも限界があります。ICLは、こうしたレーシックに不向きな方にも対応できるうえ、見え方の質が良く、安全性の高い治療法として、世界的に注目されています。
ICL手術に適した方
近視・遠視・乱視の方
(目の状態によっては それ以上の方も可)
ICLメリット
- 眼内に挿入するレンズは、ソフトコンタクトレンズのように柔らかく、透明でUVカット効果もある安全性の高い素材です。
- 眼内レンズは曇ったり汚れたりすることがないため、コンタクトレンズのように日々のお手入れが不要です。
- 万が一、問題が生じたり何らかの理由でICLが合わない場合でも、レンズを取り出して元の状態に戻すことができます。
- ICLは角膜への影響が小さいため、ドライアイの原因になりにくいと言われています。
- 夜間や暗いところで光を見たとき、グレア(光が長く伸びてまぶしく見える現象)が起こりにくい特長があります。
- ICL手術は、約3mmの非常に小さな切開で行うため痛みが少なく、所要時間も片眼で10分程度です。
- 入院の必要もなく、術後数日で日常生活を快適な視力で過ごせるようになります。
ICLの手術から検査まで
初診(適応検査)
- 電話予約
- コンタクトレンズ装用中止(ソフトレンズ:10日間前後・ハードレンズ:3週間以上)
術前検査①
- サイプレジン点眼後視力検査・ICLサイズ決定検査など
注意事項
- 瞳孔を開いて検査するため、お車での来院は控えてください。
- 検査後2日間程度、瞳孔が開いていてまぶしく感じます。
- 手元が見づらくなります。
術前検査②
- 視力検査・視野検査など当院ではより最適な度数を調べるため術前検査は2回行っています。
レンズの取り寄せ
- 約1~2ヶ月程度
手術へ
- 手術の所要時間は、片眼で10分程度です。入院の必要はありません。
ICL手術の流れ
洗眼・点眼麻酔
- 目薬にて麻酔を行います。多少しみることがありますが、痛みはありません。
角膜切開
- 強膜と角膜の境目を約3mm切開します。
レンズ位置を調整
- レンズ位置を調整し、虹彩と水晶体の間で固定します。
点眼して終了
- 点眼で瞳孔を縮めて終了です。
- 切開した角膜は自然に治癒しますので縫合は必要ありません。
費用について
- 2回分 30,000円(税込)
片眼 | 両眼 | |
乱視なし | 350,000円(税込) | 650,000円(税込) |
乱視あり | 400,000円(税込) | 700,000円(税込) |
近視抑制治療(低濃度アトロピン点眼)
近視について
治療の必要性・目標
治療の適応・対象
検査・治療の費用
受診日 | 費用(自費診療) | |
点眼開始日 | 検査・診察 | 4,800円(税込) |
(点眼薬1本お渡し) | ||
点眼開始日より2週間目 | 検査・診察 | お支払い無し |
(点眼薬お渡し無し) | ||
点眼開始日より1ヶ月目 | 検査・診察 | 5,150円(税込) |
(点眼薬2本お渡し) | ||
点眼開始日より3ヶ月目とそれ以降 | 検査・診察 | 5,500円(税込) |
(点眼薬3本お渡し) |
注意事項・副作用
副作用
・ 眩しさ・手元の見えづらさ
点眼によって瞳孔が大きくなり、ピントが合わせづらくなったり眩しさを感じたりすることがあります。
ただし、就寝時に点眼する為、日中に影響が出ることはほとんどありません。
(就寝時の点眼が、深夜遅くにならないようにしてください。)
・ アレルギー症状(目のかゆみ、充血、皮膚の炎症)
点眼の使用を中止し、早めに受診をお願いします。抗アレルギー薬で改善します。
・ 動悸・不快感など
低濃度に調整している為稀ではありますが、このような症状が出た場合は使用を中止してください。